醸し人九平次 純米大吟醸 山田錦 EAU DU DESIR(希望の水)
愛知県名古屋市にある株式会社萬乗醸造の「醸し人九平次 純米大吟醸 山田錦 EAU DU DESIR(希望の水)」をいただきました!
醸 造 元:株式会社萬乗醸造
商 品 名:醸し人九平次 純米大吟醸 山田錦 EAU DU DESIR(希望の水)
原 料 米:山田錦
精米歩合:50%
アルコール分:14度
醸造元紹介
株式会社萬乗醸造は1647年に創業し、1960年には会社組織となり「萬乗」「酒望子」などを醸造されていました。安価機械的大量生産からの脱却を目指し、1997年に「醸し人九平次」の販売を開始します。2002年には全商品を吟醸以上、7年後の2009年には純米吟醸もしくは純米大吟醸のみの製造に特化します。現在では国内のみならず、パリにある3ツ星レストランにてワインリストに採用になるなど海外での評価も高まっています。
商品の特徴
商品名にある「EAU DU DESIR」とは日本語で“希望の水”という意味です。体内に取り入れると希望というエネルギーに満ちあふれ、もっと幸せになっていただきたいという願いから命名されています。
日本酒は温度が上がるほどに香りを強く感じ、甘みやまろやかさも増すのでおススメの温度として12度前後をすすめています。
感想
日本酒とは思えないような柑橘系のやわらかい香りが特徴的です。口に含むとグレープフルーツのようなさっぱりした酸味を感じるフルーティーな味わいで、後口はすっきりとしてきれいに消えていきます。きれいな酸味が肉料理とも魚料理とも相性が良く、つまみを選ばない完成度の高い良酒です。
蔵元ホームページから引用「醸し人九平次が日本酒に求めるもの」(一部抜粋)
1.美意識 その日本酒は五感を刺激するか
美意識といっても、難しいことを言いたいわけではありません。美しい田んぼからとれた、美しいお米を、美しい環境で醸造したい。シンプルに、そういうことだと思っていただいて構いません。
2.本質 その日本酒はエレガントであるか
エレガントなものには、分野や境界、皮膚や瓶を飛び越えて覆い尽くす、強力な力があります。エレガントな日本酒もきっとそうでしょう。誰が飲んだって、どこに出したって、エレガントなものはエレガントなのです。そして、そうなるためには本質へ迫ること意外はあり得ません。
3.先見性 その日本酒は将来も愛されているか
歴史が進み、更なる多様化が進む中、日本酒のシチュエーションも可能性も無限に広がります。そんな将来のマーケットで輝き、楽しまれる日本酒。その要素を垣間見れたとき、人は無意識のうちに心ざわつき、興奮するのだと思います。先見性、それは今現在のお客様のためでありますが、将来の日本酒ファンを喜ばせるためでもあります。
【醸造元】
株式会社萬乗醸造
〒 459-8001
愛知県名古屋市緑区大高町字西門田41
TEL 052-621-2185
FAX 052-621-2186
http://kuheiji.co.jp/
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